災害救助犬と青森消防救急隊員との連携捜索救助訓練
日時
2014年10月7日(火)、10日(金) 9:30 – 12:00
場所
青森県青森市浪岡
浪岡消防署旧庁舎(解体予定)
主催
- 青森地域広域消防事務組合
参加者
- 救助隊員など消防関係者 – 約70名
- 北東北捜索犬チーム
- 会員 – 5人(岩本良二、傳雄介、喜多育子、長内薫、岩本久子)
- 所属犬 – 2頭(文太、イチゴ)
内容
- 講義「災害救助犬に関する知識」(浪岡消防署新庁舎にて)
- 解体予定の浪岡消防署庁舎内に障害物を設定し、災害救助犬による捜索、救助隊による救出活動を連携して行う
状況
10月7日(火)
講義の状況 1階事務室内の捜索 模擬瓦礫中に要救助者発見 外部非常階段から2階へ突入 粉じんの中捜索開始 炊事場の捜索 机下に要救助者発見 訓練終了
10月10日(金)
講義 1階事務室内の捜索 模擬瓦礫中に要救助者発見 1階車庫など捜索開始 倉庫内で要救助者発見 車庫奥で要救助者発見 ゴミの中に要救助者発見 訓練終了
まとめ
東日本大震災における災害救助犬での行方不明者捜索の苦い体験から、最前線で救助活動する消防、警察、自衛隊関係者との連携した捜索活動の必要性を痛感していましたので、この連携訓練はチームをあげて参加させていただきました。この訓練を実現して頂きました関係者各位に深く感謝いたします。
今後も災害救助犬・捜索犬の能力を人命救助にうまく活用して頂くように関係機関との連携を進めて行きたいと思います。
(岩本良二)
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