ＮＰＯ法人北東北捜索犬チーム

平成２５年度総会議事録

１．日時　平成２５年１月１３日　　午前１１時から午後１２時３０分まで

２．場所　青森県八戸市湊町　八戸市立湊公民館

３．議長選出　長持義之氏を選出

委任状を含め、正会員及び家族会員総数の２分の１以上の出席があり定足数に達していたので議事を進行

４．岩本理事長より平成２４年度の主な事業報告

・１月２９日　ＮＰＯ法人申請と設立総会を開催

・３月  ４日　岩手県で開催された東日本大震災の追悼集会及び合同捜索訓練

　　・５月２３日　青森県と災害時の捜索犬出動に関する協定を締結

・１０月１日　災害救助犬育成事業が青森県の支援対象事業として採択される

・１１月８日　青森市と災害時の捜索犬出動に関する協定を締結

別紙平成２４年度事業報告に詳細を記載

５．岩本事務局長より平成２４年度の収支決算報告

別紙・平成２４年度収支決算書に基づき概要を報告

６．米田監事より監査報告

　　・平成２４年度会計報告を承認

７．岩本理事長より平成２５年度の事業計画の報告

・第一に後継者・後継犬の育成が急務であること

　　・広報活動を積極的に行う

・有事の際に直結するような想定訓練と心構えを持って岩手県･青森県を交替で月１回の定期訓練を実施する

・警察署・消防署との交流、並びに連携した訓練

・昨年１０月に青森県の支援事業に災害救助犬の育成が採択され、３月まで候補犬の調教や資材の充実を図る

別紙・平成２５年度事業計画に詳細を記載

８．岩本事務局長より平成２５年度予算案の報告

　　・活動資金を正会員１４名・家族会員２名・賛助会員３名の会費と寄付金・謝金から捻出

・運営資金過少のため、デモンストレーションの際に募金活動も積極的に行う

・企業等にも募金を呼びかけていく

・諸事情により脱会員があり、運営予算の関係で会費の内容を検討する

　　・各助成金制度があるので検討して、積極的に助成金を活用する

　　　・昨年立ち上げた災害救助育成連絡協議会の事業を、北東北捜索犬チームが中心となってサポートする

・ＮＰＯ法人立ち上げの際に決定した、収益事業として活動しないことを継続していく

　　・原則として交通費は謝金から分配する

別紙・平成２５年度予算案に詳細を記載

９．新役員選出

　 顧　問 久保 安弘

　 理事長 岩本 良二

　 副理事長 金野 伸明

　 理　事 長持 義之・三上 恵子

　 監　事 米田　馨・西塚ふみ子

　 事務局長 岩本 久子

　 事務局会計 菊池篤茂子

専 門 部 警察犬担当部長 金野 伸明

同上担当役員 米田 馨

災害救助犬担当部長 岩本 良二

同上担当役員 高橋 比俊

１０．質疑応答

　問：警察犬担当者が少なくなったが、災害救助犬のみの団体にすべきではないか。

　答：現場出動するような大きな災害は犬の一生の中で一度あるかないかの出来事である。日常的に発生する事件や遭難者の救助で活躍する場のある警察犬としても調教訓練して社会に役立つように考えるべきである。警察犬としての捜索犬は災害救助犬と同じように浮遊臭を指標として捜索するので、災害救助犬を目指しながら、警察犬(捜索犬)に挑戦することも可能である。

問：各会員への連絡経費を最小限に抑えることは出来ないか。

　答：携帯電話でのメール発信の再考と不所持者への連絡手段の再考をする。

１１．連絡事項

金野伸明副理事長より、震災で亡くなられ、未だにご家族の元に引き取られること無く、土砂の中に眠っておられるご遺体の探索を３月に岩手県で実施する。

詳細日時は後日連絡。自費参加となる。

議長は以上をもって本日の議案を全て終了した旨を述べ、閉会を宣した（議事録作成　豊田眞理子）。

以上の議事の要領及び結果を明確にするため、議長並びに議事録署名人は次に記名押印をする。

平成２５年１月３０日

特定非営利法人北東北捜索犬チーム

議　　　長 長持 義之

議事録署名人 三上 恵子

議事録署名人 岩本 良二