災害救助犬ネットワーク春季合宿報告
日時
2013年6月15日(土) 12:00~16日(日) 13:00
場所
群馬県桐生市
花見ヶ原森林公園
参加者
- 会員:3名(岩本良二、三上恵子、岩本久子)
- 所属犬:4頭(文太、イチゴ、風子、ひらり)
スケジュール
6/15(土)
12:00 | 受付 |
13:00 | 開会 |
13:05 | 捜索訓練 初級、中級に分かれて行う(自己申告) |
17:00 | 総会 会員以外の人も傍聴可 |
18:00 | 夕食 味噌煮込みうどん、ハヤシライス、カレー他 |
19:00 | 懇談 |
6/16(日)
05:30 | 朝食準備 早起き参加者で準備 朝食 コーヒー、パン、ベーコン、ゆで卵、サラダ他 |
07:00 | 実践シミュレーション 認定犬、ハンドラー、サポーター2名で捜索体験 死体捜索訓練法 合成死体臭、ヒト胎盤組織を使用 捜索訓練 初級、中級に分かれて行う(自己申告) |
12:00 | 昼食 食材の残り |
13:00 | 閉会 撤収作業後、随時解散 |
状況
まとめ
災害救助犬の知識、訓練経験も私にはありません。訓練を始めて一年にも満たず、現在、訓練中に指示を出しても、犬に脇見やあくびなどの行動があり、出来ていた事がある日には出来ず、マンネリ化した訓練で意欲低下が見られている状態でした。
今回の春季合宿訓練会に参加しても足手まといになり、ご迷惑をかけると思っていたところ、岩本理事長から環境を変え認定犬の訓練を見せるのも、犬には良い刺激になるのではと助言を頂き参加させて頂きました。車での長距離の移動、全く違う環境、見知らぬ人、犬とのふれあいなどで、風子にとって初めての体験だったと思います。
15日・16日と2日間でしたが、犬より指導手の体力・スキルアップ、ヘルパーの重要さ、犬にとって嬉しい、楽しい事は何かを見極める事の重要さを感じました。
また、プロのトレーナーさんより、犬に合った接し方を教えて頂き、おやつのあげ方、褒め方、意欲づけなど、犬種により異なること、捜索訓練では初級、中級とグループ分けし、犬に合った指導をしていただき、さすがでした。
意欲づけが上手く、風子の表情も生き生きと俊敏な動きで、楽しそうに捜索ができました。認定犬の捜索を風子も見てましたが何を感じ取ったのかは、わかりませんが、これからの訓練のプラスになると思います。
今回初めて、死臭訓練(希望者のみ)を行いました。人工的に死臭を作り、私も嗅がせてもらいましたが全くわかりませんでしたが、参加した認定犬はしっかり反応あり驚きでした。
私のような素人にも熱心に指導、助言して頂き、風子にも沢山の声を掛けて頂き、とても嬉しかったです。夕食会も他県の方の色々なお話を聞く事ができ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
2日間の合宿に参加し、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。災害救助犬としての責任の重さを痛感し、今まで以上に犬を理解し、良きパートナーとして共に災害救助犬を目指したいと思いました。
(三上恵子)
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