緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練に参加しました(青森市)

日時

2022年10月8日(土)7時30分から13時30分

場所

青森港本港地区 新中央埠頭

訓練概要

地震により青森市西部地区において、4階建てビル及び木造住宅3棟が倒壊しているとの想定で行われた。現場に急行し緊急消防援助隊の北海道大隊、秋田県大隊、新潟県大隊と連携して行方不明者の捜索を行う。

スタッフ及び災害救助犬/ハンドラー

  • 山口最史(隊長)
  • きろ/三上修悦
  • 三太郎/岩本良二
  • 山口利正(写真記録)
  • 中野渡綾子(写真記録)

状況

最初の捜索で家屋内に反応し吠えてアラートする「三太郎」

要救助者を救出後、見落としがないか再捜索する「きろ」

要救助者を救出後、見落としがないか再捜索する「三太郎」

まとめ

緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練ということで、東北6県に北海道と新潟県を加えた緊急援助隊が青森市に集まり、また、消防だけでなく、自衛隊、警察、病院など関係団体との連携を含めた訓練となりました。

現場状況についても、完全なブラインド訓練で、私たちも現場に入ったあとは、各県隊と協議し進めていくことになりました。はじめは、自衛隊の警備犬と共同で捜索を行う予定となりましたが、後着の新潟県隊の現場でドッグサーチをするということで、急遽予定していた家屋を警備犬にお願いをし、二棟の倒壊家屋を担当する新潟県隊のみなさんと活動することになりました。はじめの検索だけでなく、再検索も含め参加した「きろ」と「三太郎」はしっかりとサーチングしてくれました。
新潟県にも救助犬がおり、新潟県隊の隊長がドッグサーチについてとても理解のある方でしたので、私たちもスムーズに活動することができました。民間の災害救助犬ですので、認知されてきたとはいえ、まだまだ活動に理解を得られないところも否定できません。しかし、このような合同訓練に参加させて頂ける機会を利用し、北東北捜索犬チームのみならず、民間の災害救助犬の理解が広まり、活動の幅が広がるよう、チームみんなで頑張っていきたいと思います。青森消防、新潟県隊をはじめ関係機関の皆さまありがとうございました(山口最史)。

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