日時
2024年8月20日(火)9:30~11:30
場所
青森県南津軽郡大鰐町大鰐出張沢11-39 あじゃら公園ラグビー場および周辺地域
参加犬/ハンドラー
災害救助犬
- 三太郎/岩本良二
- きろ/三上修悦
- ヴレーダ/二本栁真奈実
- そら/山口利正
- らら/山田千春
災害救助犬候補犬
- レオン/菊地京子
スタッフ
- 二本栁年彦(隊長)
- 山田真輔(撮影記録)
- 傳 里恵子(撮影記録)
状況
「らら(右)」山田ハンドラーと「ヴレーダ(左)」二本柳ハンドラー。ダウンウォッシュの猛烈な風にも動じずヘリコプターに向かう
航空隊隊員から指示がでるまで低い姿勢を保つ
同じく低い姿勢を保ち移動する
同じく低い姿勢を保ち移動する
まとめ
災害発生時の迅速かつ効果的な救助活動を目指し、北東北捜索犬チームは青森県防災航空隊および弘前地区消防事務組合と合同訓練を実施しました。今回の訓練では、救助犬のヘリコプター搭乗と三機関合同という県内初の試みが行われました。
この訓練では、救助犬とハンドラーが実際にヘリコプターで移動し、仮想要救助者の捜索を行いました。ヘリコプターで災害想定現場に到着した救助犬たちは、ハンドラーの指示に従い、落ち着いて捜索を開始しました。仮想要救助者の発見後の無線報告や救助隊への引き継ぎもスムーズに行われ、一連の活動が安全かつ確実に実施されました。
今回の訓練で、救助犬のヘリコプター搭乗が捜索活動に支障をきたさないことが確認されたことは、今後の災害対応において救助犬の活躍の場がさらに広がることを示唆しており、速やかで効率的な救助活動をする上で非常に有意義な成果だと考えます。
この訓練に先立ち、救助犬たちは青森県防災航空隊のご協力のもと、段階的にヘリコプター環境に慣れるための訓練を重ねてきました。これにより、救助犬たちはヘリコプター内でも冷静に待機し、降機後は速やかに救助活動に移行できる技術を身につけることができました。また、ハンドラーとの信頼関係もより深まり、さらに自信を持って行動できるようになったと感じます。
この成果は、弘前消防本部、青森県、青森県防災航空隊の皆様の多大なご支援の賜物です。深く感謝申し上げます。
また、救助犬たちの奮闘と熱意にも心から感謝しています。彼らと共に私たちはこれからも一層、緊急時に冷静かつ迅速に対処できるよう備えを強化していきます(菊地京子)。
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