防災訓練は中止となりましたが、その活動スケジュールは以下の通りでした。
捜索犬(災害救助犬)と展示のスケジュール
◇ 機動隊集合(参加者/犬) 岩本良二隊長(三太郎は予備犬)、花田留美副隊長(写真記録担当)、山田千春/らら、山田留美子/虎太郎、山口利正/そら、山口利正(写真記録担当)、山田真輔(写真記録担当)
8:00 機動隊集合、犬は排便排尿、装備チェック、待機
8:20~8:50 受付・・・バギーの乗車の位置、時間指示あり
9:00 訓練説明
◇ ヘリコプター搭乗訓練 2名2頭(山口最史/松五郎、中野渡綾子/ラン)
7:30 青森県防災航空隊 集合…車両は駐車場、犬の排便排尿、装備チェック
8:00 飛行決心・・・飛行中止の場合は携帯電話にて岩本隊長に報告し車両で機動隊に集結
8:45 準備完了、待機
9:11 青森空港離陸
9:20 警察学校着陸・・・山口最史/松五郎、中野渡綾子/ランはヘリ用着衣を脱ぎ、徒歩で機動隊に移動、待機 ★写真(へり着陸)・・・山口利正担当
◇ 合同調整所開設訓練 岩本良二隊長、花田留美副隊長
★写真(合同調整所内)・・・花田副隊長
9:30~10:50 (岩本隊長の指示で動き、着手、経過、終了を無線報告する)
★サイレントタイム、緊急避難あり
◇ バギー乗車訓練⇒土砂災害救助・救出訓練 1名1頭(山田留美子/虎太郎)
9:20 バギーに乗車、移動、土砂倒壊現場の捜索…反応ありを報告
★写真(バギー到着)・・・山田真輔担当
◇ 土砂災害救助・救出訓練 (山田千春/らら)
9:30ころ2回目の捜索要請 1名1頭(山田千春/らら)
10:00ころ3回目の捜索依頼 1名1頭(空自村上警備犬 or 山田千春/らら)
★写真(捜索)・・・山田真輔、山口利正担当
◇ 洞道土砂埋没捜索訓練 1名1頭(中野渡綾子/ラン)
9:30ころ捜索要請・・・ハーネスを携帯し垂直投入の際に使用する(八戸消防が補助)
★写真(捜索)・・・山田真輔、山口利正担当
◇ 現場再捜索 3名3頭(山口最史/松五郎、山田留美子/虎太郎、山口利正/そら)
10:00ころ
★写真(再捜索)・・・山田真輔担当
◆ 航空自衛隊警備犬は、青屋根以外の2棟の倒壊家屋を捜索後、青屋根の倒壊家屋を
北東北と協力して捜索する。
◇ 訓練振り返り
訓練終了後、10分程度、機動隊2階研修室(岩本隊長)
◇ 新青森県総合運動公園へ移動
・中野渡綾子/ランは岩本車で青森県防災航空隊へ、自車で移動
・第1駐車場に駐車し、フル装備のまま、犬と展示会場に集結、スタッフも同様
◇ 展示
7:30 マエダアリーナ ルーフ下に集合(成田、里村)
9:00~12:40 マエダアリーナ ルーフ下で捜索犬・災害救助犬・セラピー犬の活動展示
12:00~12:40 統監(知事)の視察に説明(岩本隊長)
・セラピー犬5頭、災害救助犬6頭、スタッフ3人整列
◇ 閉会式
12:40~12:45 スタッフ、犬も参加
セラピー犬の活動のスケジュール
◇ 避難所/住民体験型訓練 セラピー犬体験
参加者/犬 岩本久子/もみじ 村田道子/ピット 齊藤美恵子/アビー 出町沙織/あずき 傳里恵子/べるめぇる
準備物 パズルマット、パネル3枚、チームリーフレット、ごみ袋、ウエットティッシュ
7:30 サブアリーナ セラピー犬体験ブース集合
・借用品(長机2,椅子3,卓球用フェンス4,消毒液、ウエットティッシュ)確認
・適宜、パネルやマット等設置
8:00 担当者と最終確認、打ち合わせ
(青森市危機管理課樋口氏は別ブース担当のため、当日担当者は高橋氏、秋葉氏、伊藤氏)
犬の排泄
8:30 サブアリーナ内及び外周のリハーサル
(危機管理職員が統監役で進行確認。犬はもみじとピット)
9:00 全体訓練開始
| 9:00~9:25 | もみじ アビー |
| 9:25~9:50 | あずき べるめぇる |
| 9:50~10:20 | もみじ ピット |
| 10:20~10:50 | あずき べるめぇる |
| 10:50~11:10 | もみじ アビー |
| 11:10~11:45 | あずき ピット |
9:53 統監 サブアリーナ到着 (9:53~10:18)
統監は、避難所アセスメント→ペット避難所→物資輸送→ 住民体験 →ボランティアセンター の順に
・犬はもみじとピット
・犬を連れていないハンドラーはウエットティッシュの係や撮影記録係
10:20 一般来場者・一般市民への対応
11:45 セラピー犬体験ブース終了
犬の排泄後、展示ブースへ犬とともに移動
12:00 アリーナルーフ下 展示ブース集合
災害救助犬と合流、整列・・・統監の視察
12:40 メインアリーナ 閉会式
犬とともに整列
12:50 セラピー犬体験ブース 片付け
まとめ
悪天候で中止となりましたが、数か月前から準備をしてきましたので、とても残念でしたが、警報が出ている中での中止は致し方ないと思っています。
今回の防災訓練では、初めてセラピー犬が避難所に入る予定でした。被災者や救助に当たっていた消防、警察、自衛隊の方の心をいやすことが目的です。災害救助犬では洞道土砂埋没現場での要救助者の捜索など、今までにない現場が想定されており、そのための事前訓練をさせていただき、万全を期していました。
今回の総合防災訓練の準備にご配慮いただいた青森県防災危機管理課、青森県防災航空隊、青森市危機管理課、消防、警察の関係者の方々に深く感謝いたします(岩本良二)。


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