災害救助犬2014年度認定審査会に出陳
日時
2014年11月14日(金) – 16(日)
場所
群馬県利根郡むなかみ町藤原6152-1
水上高原ホテル200
主催
- 災害救助犬ネットワーク
参加者
- イチゴ(岩本良二)
- 大(三上恵子)
- ブレス(吉松沙織)
日程
11月14日(金)
- 13:00 – 受付開始
- 18:00 – 夕食
- 19:30 – 開会式
- 20:00 – 広島土石流出動報告会
11月15日(土)
- 7:00 – 朝食
- 8:30 – 審査開始、グループ毎に移動し審査
- 17:00 – 審査終了
- 18:00 – 夕食
11月16日(日)
- 7:00 – 朝食
- 8:30 – 審査開始
- 15:30 – 審査結果発表、閉会式
- 16:30 – 解散
審査内容
- 服従作業 – 災害現場で指導手が適切で柔軟な判断、行動が出来、犬をコントロールする事と最低限、被災地で他者に迷惑をかけない捜索活動が可能かを審査します。
- 紐付脚側行進(往路は常歩、復路は速歩)
- 紐なし脚側行進及び行進中の作業(停座、立止、伏臥)
- 遠隔作業(伏臥、立止、停座)
- 高所幅跳び
- 休止(上記服従コース直近に繋留)
- 障害物通過作業 – 予測不能な災害現場で指導手の適切な判断のもと、犬を掌握し、犬と共に作業が出来るかを審査します。
- シーソー歩行通過
- 不安定地通過
- はしごを含む高所通過
- トンネル通過
- デモ用BOX捜索作業 – 3個のBOXの1つに隠れている人を発見し、吠えてアラート(告知)させます。
- 捜索作業 – 指導手の指示のもとに指導手から離れた所での犬の自主的な捜索能力を審査します。
- 平地捜索 – 雑木林、山野想定現場でヘルパー2名を10分間で発見、それぞれ吠えてアラート(告知)します。
- 瓦礫捜索 – 倒壊家屋、瓦礫想定現場でヘルパー3名を10分間で発見、それぞれ吠えてアラートします。
- 遠隔作業(認定対象外作業) – 災害救助犬の認定世界基準に準拠したもので、今後、認定科目になる予定の作業です。スタート地点から20m離れた所へ前進させて台(H47cm、W90cm、D82cm)の上に乗せます。その台から20m離れた左右の台のうち、どちらかへ遠隔から移動させて乗せます。さらに、その台上からスタート地点に称呼します。
審査結果
- イチゴ (岩本良二) – A級合格
- 大(三上恵子) – 不合格
- ブレス(吉松沙織) – 不合格
状況
まとめ
寒さとみぞれの厳しい環境下でしたが、実りの多い審査会でした。
青森から参加し合格したイチゴも合格できなかった大(だい)も今後の訓練すべき課題を見出すことが出来ました。岩手から参加のブレスも同様だったと思います。
一人でも多くの人命を救うために「一頭でも多くの災害救助犬を育成しよう!」という、私たちの目標に向かって、チーム一丸となって進んで行きたいと思います。
(岩本良二)
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