日 時
2021年9月4日(土) 9:30~17:00
場 所
青森市新城天田内183-3 青森県消防学校
特別教育 救助コース「震災救助」の訓練内容
スケジュール
- 9:30 訓練についての説明(教場) ~ 八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部
- 10:10 災害救助犬についての説明(教場) ~ NPO法人北東北捜索犬チーム
- 10:30 実践訓練(屋外)
- 16:30 振り返り、資機材撤収作業(屋外)
- 17:00 終了
小隊編成と災害救助犬配置
2小隊編成で訓練棟(A-1)と屋外訓練場(A-2)をローテーションして訓練実施。各小隊13名には災害救助犬1頭、災害救助犬候補犬1頭~2頭を配置。
訓練想定
訓練前日の9月3日 9:00にマグニチュード8クラスの地震発生。各地で被害が多発、緊急援助隊災害派遣要請が下された。青森県隊救助中隊が現場に到着したのは地震発生から24時間経過後である。
ア A-1の想定
地震により、鉄筋コンクリート造りの8階建て共同住宅の4階及び5階部分が梁を一部残して倒壊、倒壊部分に取り残された要救助者数名がいる。
イ A-2の想定
地震により、2階建て共同住宅が座屈、取り残された要救助者数名がいる。
災害救助犬とスタッフ
- 災害救助犬「きろ」(三上修悦) ~ 第1小隊所属
- 災害救助犬「もみじ」、災害救助犬候補犬「三太郎」(岩本良二) ~ 第2小隊所属
- 災害救助犬候補犬「ぶちょお」、災害救助犬候補犬「そら」(山口最史) ~ 第1小隊所属
- 山口利正 ~ 写真記録
- 岩本久子 ~ 安全管理
状 況
災害救助犬について説明 待機中の3頭 座屈住宅(A-2)に生体反応の「もみじ」 A-2に侵入する「三太郎」 A-2に侵入する「ぶちょお」 倒壊ビル(A-1)に侵入する「もみじ」 情報を共有 A-2の穴から侵入する「もみじ」 情報を共有 A-2の穴から侵入する「きろ」 ふりかえりの「きろ」「そら」 同じく「三太郎」
まとめ
昨年に続く訓練参加でした。若い消防署員に災害救助犬をうまく使って要救助者を発見し、救出する事を体験していただきました。訓練は八戸消防本部の指導の下、極めて実戦に即したものであり、私達だけでなく犬達にとっても良い経験となりました(岩本良二)。
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