日時
2010年11月28日(日) 10:00~12:30
場所
岩手県九戸郡洋野町大野山林
天候
曇り
風向・風速
北西・弱風
担当者
田家正明
参加犬
シェパード犬5頭、ラブラドール犬3頭、ブリタニー犬2頭
参加人員
8人
訓練目標
山林にキノコ採りに入り、道に出る方向を誤って動けないことを想定した捜索訓練
訓練内容
今回の訓練は、朝6時頃、男性の老人が一人で徒歩によりキノコ採りに出掛けたまま、午後1時を過ぎても帰宅しないので、入ったと思われる山林付近を家族が探したが、発見できず、所轄署の駐在所に捜索を依頼したことを想定し、捜索訓練とした。
最初は、山道の道端に軍手が落ちており、これが遭難者の所有物と思料されるので、この軍手を原臭とした。風向きを確認し、犬に原臭を取らせ、犬を放して山林内に入り捜索、山林は雑木林で笹が茂っており、捜索は極めて困難であった。
このような訓練を各犬が距離を延ばしたり、短くしたりして、ダミー役の人を変えながら反復的に実施した。
状況
感想
降雪を目前にした時期でしたが、比較的穏やかな天候の下で、なだらかな場所での訓練でした。今回は総勢8名の人員であり、これまでの最多でした。特に新入会員2名も加わり、これから訓練を行っていく上にも大変参考になったと思います。
次回は、捜索方法の向上や実務的な捜索に役立つように、山林や建物での訓練を実施したいと思いました。(田家正明)
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