【体験報告】捜索のためのチーム編成の必要性について

はじめに

この度、捜索犬と指導手でチームを編成して捜索活動を行なったところ、行方不明者を発見することが出来ましたので報告致します。

事案

数日前から青森市内の山中で行方不明になった事案

状況

捜索犬3頭(文太、イチゴ、大)と指導手2名(岩本、三上)が連携して捜索を行いました。

  • 行方不明者の靴とシャツを原臭としました。
  • ロングリードを付けて1頭ずつ、3回の捜索を行いました。
  • 必要により、同じ場所を別の犬でも捜索しました。
  • 捜索中の犬とその指導手の後方から別の指導手が追従し、捜索中の犬の反応、風向きなどを確認して、捜索中の指導手へ逐次アドバイスしました。
  • 追従する指導手は、犬の反応の有った場所を記録しておき、最終的に、その場所について再度の確認作業を行いました。

まとめ

災害救助犬による捜索活動は、犬とハンドラー(指導手)がチームを編成し、緻密に合理的に捜索活動を行なっています。
一方、警察犬による捜索は、従来通り、犬1頭に指導手1人が付いて行なっています。
この方法では、指導手は、山中では足元に、市街地では車や人の往来にそれぞれ気を取られるなど、肝心の犬の反応を見落としてしまうことが多々あります。
今回、捜索犬と指導手がチームを組み、捜索中の指導手に犬の様子などを後方からアドバイスするやり方を実践したところ、行方不明者の早期発見に繋がり、有効な方法だと実感しました。
犬による捜索の精度を上げるためには、従来の「個人による捜索」から「チームによる捜索」へと転換する必要があると思います。
(岩本良二)

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