日時
2020年1月14日(火) 13:00~14:00
場所
青森市大字新城字天田内130-5 青森県警察学校 校庭グランド
対象
学生 74名
内容
冬山における嘱託警察犬による遭難者捜索について、デモンストレーションを通して以下のことなどを説明しました。
- 捜索現場の状況、原臭の有無などを検討し、使用する嘱託警察犬の特性(足跡を追跡する犬、浮遊臭を追跡する犬など)を考えて適性に活用する。
- 山中の現場への移動は、雪上車などを使い、犬の体力を保持するように配慮する。
- 捜索している犬の挙動をよく観察する(突然の方向変換、雪面のスクラッチなど)。
- ゾンデ棒(プローブ)でできた穴を犬に嗅がせる方法も有効です。
嘱託警察犬(指導手)
- イチゴ(岩本良二)
- もみじ( 同上 )
スタッフ
福原照子、岩本久子
状況
まとめ
事前の打ち合わせと違って雪が極端に少なく、担当教官にはご苦労をお掛けしました。1時間の講義でしたが、学生たちが一線に出て事案解決のために「嘱託警察犬の活用」という発想を持っていただければ幸いです。私たち指導手も、いつでも警察官の要請に答えることができるように、犬と共に日々訓練しなくてはと思います(岩本良二)。
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