
日時
令和元年5月22日 9:00~16:00
場所
青森市新城天田内183-3 青森県消防学校
目的
災害救助犬との連携捜索活動を体験し、災害救助犬についての理解を深める。
講師
緊急救助犬援助隊 村瀬英博、賢持宏昭、近藤正美、佐々木光紗
スケジュール
- 9:00~9:15 屋外で災害救助犬のデモンストレーション
- 9:15~9:30 教場へ移動
- 9:30~12:00 救助犬運用方法、連携活動などの講義
- 12:00~13:00 昼休み
- 13:00~16:00 訓練棟、瓦礫現場、模擬倒壊家屋で救助犬と連携訓練
- 16:00~16:10 教場へ移動
- 16:10~16:30 検討会・質疑応答
対象
- 青森県、青森市の危機管理関係者
- 消防、警察、自衛隊関係者
- 一般市民
主催
特定非営利活動法人 救助犬訓練士協会
協賛
特定非営利活動法人 北東北捜索犬チーム
後援
- 青森県
- 青森市
- 三共建設株式会社
状況
訓練棟 がれき(内部に要救助者を配置) 模擬倒壊家屋
(遮光された1階と2階に要救助者を配置)吊り下げ用のハーネス装着を体験する八戸消防 同じく機動隊 犬の抱きかかえ方も体験 「きろ」の吊り上げ準備 吊り上げられる「もみじ」 同じく「ぶちょお」 受け付け デモンストレーション(脚側行進) デモンストレーション(遠隔指示) 教場での講義 村瀬代表の講義 4人の講師 装着完了 吊り上げ用ハーネスの装着方法 機動隊A班、B班に溶け込む「ぶちょお」と「もみじ」 「もみじ」を抱きかかえる機動隊員 八戸消防に溶け込む「きろ」 土管の中を捜索する「ぶちょお」 同じく「もみじ」 検討会
まとめ
沢山の方々に助けられて実現した公開講座は、これからの災害助犬の在り方を示すもので、貴重な体験でした。消防、警察、自衛隊との連携とは、真にハンドラーと犬がその隊に溶け込み、その隊の一員となって活動することでした。必要な時には、ハンドラーが犬を隊員に託することもできるように日々訓練する必要のあることを学びました。
災害時に一人でも多くの命を救うためには、高度に訓練された消防、警察、自衛隊との連携は不可欠であり、今回学んだことを実現すべく、連携訓練のできる環境の整備にチーム一丸となって取り組んでいきたいと思います(岩本良二)。
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